茨城県笠間市にある標高305mの愛宕山は、日本三大火防神社の一つ「愛宕神社」や天狗伝説で知られる自然豊かな山である。
山頂周辺は「あたご天狗の森」として整備されており四季を通して多くの観光客、ハイカーが訪れる。
|愛宕山展望台
山頂の愛宕神社には、澄んだ日には太平洋まで一望できる展望台がある。
眼下には常磐線が通っており、鉄道ファンにも人気の撮影スポットだ。

撮影地:岩間-羽鳥 ※愛宕山展望台
撮影日の5月5日は、E653系国鉄特急色編成による臨時列車「特急ときわ42号」が勝田-上野間で運転された。
先の記事でも既述したが、常磐線の特急列車はE657系10両編成で統一されている。
しかし、繁忙期・観光シーズンには臨時列車として、「E653系7両編成」による運用も設定される。
この日、さすがに太平洋までは望めなかったが、視界は良好、田んぼの水張りも相まって初夏の清々しい情景が広がる。
観光客の方々はこの眺望に酔いしれ、記念撮影などを楽しんでおられた。
三脚を据えて待機していると「何を狙っているのですか?」と尋ねる人多し。「常磐線があそこを走っているので狙っています」と案内すると、多くの方が驚いた姿を見せる。
電車が通るたびに「ホントだ!凄い!電車だ!電車だ!」と大人が燥ぐ。その気持ちすごくわかります。
そして本日の真打、E653系が通過すると、「あ~こりゃー懐かしい色の電車だ」と、感慨深げに語った大先輩の言葉が忘れられない。
世代間ギャップという表現が正しいかわからないが、私にとっては新鮮な光景だった。